「G空間未来デザインプロジェクト」とは?

2013年のG8サミットでの合意を受け、わが国においてもオープンデータ憲章の実行計画が制定され、政府や地方公共団体、企業を中心に誰もが入手、活用、利用、再配布が可能なオープンデータの整備が進められようとしています。そのなかでも「地理空間情報(G空間情報)」は日常生活や経済活動に欠かせない位置や時間に関する情報で、まちづくりや防災、ビジネス、インターネットサービスへの幅広い利活用が見込まれています。

G空間未来デザインプロジェクトは、地域の課題解決や魅力向上のためのアイデアを参加者の集合知によって導きだし、地理空間オープンデータを活用してアイデアを具現化することで未来社会をデザインし、今後生じる様々な課題に創造的に立ち向かうことを目的にスタートしました。

プロジェクトでは、アイデアソンや、ハッカソン、マーケソンでの革新的なサービス創出のための仕組みやプロセス、手法の構築も行います。

〈プロジェクトメンバー〉
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科
株式会社フューチャーセッションズ
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター

〈協力〉
川崎市

〈技術協力〉
株式会社IDCフロンティア

〈主な特徴〉
プロセスや手法の構築:地域住民、民間企業、国・地方公共団体、学術機関などからの多様な参加者が共にアイデアや技術、ノウハウを出し合うことで、地域課題解決のためのコミュニティが形成され、革新的なサービスが創出されるまでのプロセスや手法を構築します。
地理空間オープンデータの活用:国・地方公共団体がより効果的、効率的に公共サービスを提供したり、民間企業が新たなサービスを創出しやすくしたりすることを目指して、地理空間情報をはじめとする様々なオープンデータを積極的に活用します。
マーケソンの実施:既に様々な取組みのあるアイデアソン、ハッカソンに加え、ハッカソンなどで創出された成果を持続的なサービスとして運用、普及させるために、実際の利用者の需要に合わせた改善や、普及のための戦略立案など目的とした「マーケソン(マーケティング×マラソン)」を新たに設計し、開催し、有効性を検証します。
プラットフォームの提供:アイデアソンからマーケソンまでの全体プロセスを通じて、コミュニティ形成・維持支援、サービス開発支援、情報配信など、参加者による自律的、持続的なサービス創出のための活動を支援するプラットフォームを構築し、提供します。

「G空間」とは?

位置や時間に関連する情報を「地理空間情報(G空間情報)」と呼びます。地理空間情報をオープンデータとして整備、公開することで、まちづくりや防災等への幅広い利活用が見込まれています。
  • FIELD WORK フィールドワーク

  • IDEATHON アイデアソン

  • HACKATHON ハッカソン

  • MARKETHON マーケソン

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